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政府、カンボジアで医療制度支援 アジアと協定、初締結へ

政府、カンボジアで医療制度支援 アジアと協定、初締結へ

産経新聞 11月14日(木)10時55分配信

 政府がアジアの開発途上国の医療支援のため、週内にも医療保険制度導入や人材育成などの医療協力協定をカンボジアと締結することが13日、明らかになった。日本がアジア諸国と医療協力の協定を結ぶのは初めて。今週末に東南アジアを訪問する安倍晋三首相は、成長戦略の中で医療の国際展開をうたっており、今後、ラオスやミャンマーなどのASEAN諸国とも協定を結ぶ方針。

 関係者によると、政府が“輸出”するのは、日本の医療保険や医療法などの医療システムのほか、医療人材教育などのサービス分野。専門知識がなくても扱える安価な医療機器開発や輸出にも乗り出す。

 協定を結ぶことで、日本の医師が現地での診察ができるようになるほか、日本で承認された薬が現地で早く使えるようになる。

 日本の医療分野での国際支援はこれまで、病院建設などのハードや、個人の医師による医療支援などが中心だった。

 しかし、途上国の医療水準を上げるには、医療システムそのものを支援する必要がある。

 アジアの開発途上国では、貧富の差から受けられる医療サービスが異なり、より高度な医療を受けるために賄賂まで横行しているとされる。

 患者数に対して医師の数も少なく、医療の質も低いことが多い。

 このため、政府は医療の価格を定め、貧しい人でも医療を受けられる医療保険制度の構築など、途上国の求めに応じた医療サービスの構築を支援する。



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